Picam360 公式ブログ

簡単インストール:Dockerを利用したPicam360ソフトウェアのインストール

Dockerを利用してPicam360ソフトウェアのインストール済み環境を構築できるようになりました。 本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 Dockerを利用してPicam360ソフトウェアのインストール済み環境を構築できるようになりました。以前の手順に比べて手順数が少なくなり、簡単にインストールできます。 注意点 今回ご紹介する手順によって構築される動作環境は、まだ完全ではありません。 カメラキャリブレーション機能にアクセスできません。暫定のキャリブレーション情報を適用するので使用できますが、画像に歪みがでます。(今後は自動キャリブレーション機能の実装を検討しています) ライセンス認証機能にアクセスできません。ステレオ機能はライセンス認証をしなくても動作しますが、FPSは7.5に制限されます。 これらは、改善されたタイミングでこの記事を更新していきます。 インストール手順に進む前に、Picam360ソフトウェアを使用する上での注意事項はこちらの記事を一読ください。 Jetson NanoでPicam360を始めよう –…

11K超えの最大14K!VRに最適な超高画質360度カメラが登場

最大45メガピクセル、4/3型大型イメージセンサを搭載し超高画質を実現したハイクオリティーカメラシリーズが登場しました。 本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 4/3型大型イメージセンサを搭載し超高品質な360度映像を提供するPicam36oの新ラインナップ、ハイクオリティーカメラシリーズを発売しました。 PICAM360 ハイクオリティーカメラシリーズ 最大14K、45MPと21MPの2つのモデル 2つのモデルがあります。 PICAM360-FT45MP 4500万画素の超高解像度、フォーサーズサイズのイメージセンサーを搭載。最高の解像度を追求したパノラマカメラです。 全天球換算(*)で最大14Kの解像度となります。 モデル PICAM360-FT45MP…

Oculus Quest2に8Kパノラマ動画をライブストリーミングしてみた

ステレオカメラに設定したPicam360の3DVRライブ映像をOculus Quest2で視聴してみます。この記事ではその手順をご紹介します。 本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 ステレオカメラに設定したPicam360の3DVRライブ映像をOculus Quest2で視聴してみます。この記事ではその手順をご紹介します。 タイトルの8Kというのは4KのPicam360カメラ2台の合計した解像度から来ています。それはちょっとずるい書き方ではあるのですが、一般的に販売されているVRヘッドセットの解像度は両眼の解像度を合わせた数値で表記されていることが多いので、その表記に合わせてみました。 セットアップの流れ 1: 2台のPicam360カメラとJetson Nanoをステレオカメラとしてセットアップ 2: Oculus用PViewerアプリのビルドとインストール…

Jetson Nanoと魚眼カメラで全天球の映像をライブストリーミングしてみた

2つのPicam360カメラを全天球カメラとして設定しライブストリーミングする手順をご紹介します。 本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 今回は2つのPicam360カメラを全天球カメラに設定する手順をご紹介します。 半天球と全天球 半天球カメラは球体のおおよそ半分の範囲を撮影できるカメラの総称です。撮影に不要な範囲や、撮影者、三脚などが写らないように調整することができます。Picam360は半天球カメラです。 全天球カメラは全ての方向を同時に撮影できるカメラです。撮影現場をくまなく記録できます。今回の記事では2つのPicam360を全天球カメラとしてセットアップします。 つなぎ目接合処理 複数のカメラで撮影した画像を1つの360度画像に合成するために画像の境界を繋ぎ合わせる必要があります。ソフトウェアにより画像を繋ぎ合わせる処理をスティッチングと言います。2つのPicam360カメラのストリーミングに必要な処理に加えてスティッチングをおこなうにはJetson Nanoの計算リソースだと少し足りません。その為、Picam360ソフトウェアでは境界エリアを少し透過させて重ね合わせる簡易的な接合を採用しています(アルファブレンディング)。 今回使用した物 カメラ: PICAM360-4KHDR…

Jetson Nanoでステレオ魚眼カメラの映像をライブストリーミングしてみた

2つのPicam360カメラをステレオカメラとして設定しVR3D映像をライブストリーミングする手順をご紹介します。 本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 久しぶりの投稿です。今回は2つのPicam360カメラをステレオカメラに設定する手順をご紹介します。 ステレオカメラとは? 人間の目と同じ原理で立体的な映像を見ることができるカメラです。私たちの目は2つの目で見ているため立体的に物を見ることができます。カメラも同じで、2台のカメラを並べて撮影し、左右の目でそれぞれのカメラの映像を見ると立体的に見えます。 今回使用した物 カメラ: PICAM360-4KHDR (8MP, WDRモデルでも可) x 2台…

魚眼カメラの映像をVRでライブストリーミングしてMacで見てみた

360度カメラのライブ映像をMacで見る方法をご紹介。 本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 以前の投稿で、Jetson NanoやRaspberry Piを使ってPicam360の魚眼映像をVR映像としてライブストリーミングする方法をご紹介しました。その記事の中ではスマホアプリでライブ映像を視聴していましたが、Picam360のViewerアプリはさまざまなプラットフォームに対応しています。今回はMacでライブ映像を視聴してみます。 【過去記事】スマホアプリで視聴する様子: Jetson Nanoで魚眼カメラの映像をVRでライブストリーミングしてみた 今回使用した物 カメラ: PICAM360-4KHDR (8MP,…

Jetson Nanoで魚眼カメラの映像をVRでライブストリーミングしてみた

本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 Picam360の魚眼映像をVR映像としてライブストリーミングする様子を撮影してみました。PICAM360-4KHDRとJetson Nanoを使って、インターネット越しにVR映像をライブストリーミングしています。下方の動画はスマートフォンのアプリで映像の視聴方向をコントロールしていて、そのスマホの画面をキャプチャしたものです。 この画質でビットレートは2MBps!モバイルネットワーク越しでもネットワーク速度が問題にならない軽さです。  カメラ: PICAM360-4KHDR サーバーデバイス: Jetson Nano ビューワー: PViewer…

Raspberry Piで魚眼カメラの映像をVRでライブストリーミングしてみた

Picam360カメラをRaspberry Piに接続して360度映像をリアルタイムストリーミングする手順を紹介。 本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 Raspberry Pi4を使用して、Picam360の魚眼映像をVR映像としてライブストリーミングしてみました。今回はその手順をご紹介します。 実際の映像 Raspberry Piからスマホにリアルタイムストリーミングして、画面をキャプチャしたものです。(キャリブレーションをちゃんとやっていないので若干歪んでます) どうでしょうか?ビューワーも映っている状態で撮影したので実際の使用感は伝わるんじゃないかと思います。 今回のストリーミングのビットレート設定は1.5MBpsでした。Raspberry PiはJetson Nanoに比べて性能が劣るので解像度、フレームレートが低めですが(なのでJetson…

Jetson NanoでPicam360を始めよう – 6: 接続する

Picam360カメラをJetsonNanoに接続して360度映像をリアルタイムストリーミングする手順を紹介する連載、今回は最終回の第6回です。 本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 前回の投稿ではビューワーアプリのインストール手順を紹介しました。最終回の今回はビューワーアプリからJetson NanoのPicam360に接続してリアルタイム映像を視聴するまでの手順を紹介します。 2つの接続経路 ローカルネット内接続: 同一ローカルネット内にあるJetson Nanoへ同じネットワーク内のビューワーアプリから接続します。この場合、外部ネットワークからはアクセスできません。 インターネット経由接続: WebRTCを使用してJetson Nanoへインターネット経由で接続します。外出先からスマホで自宅にあるJetson Nanoへ接続するといった使い方ができます。…

Jetson NanoでPicam360を始めよう – 5: ビューワーアプリのインストール

Picam360カメラをJetsonNanoに接続して360度映像をリアルタイムストリーミングする手順を紹介する連載、今回は第5回です。 本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 前回の投稿ではカメラキャリブレーションの手順を説明しました。ここまでのステップでカメラの準備が整いました。今回は、動画を視聴するためのビューワーをインストールする手順を紹介します。 クロスプラットフォームに対応しています サーバーソフトウェアとビューワーアプリケーションはクロスプラットフォームに対応しており、様々なOS上で利用することができます。 デバイスサイドソフトウェア対応OS Windows, Mac, Linux, Raspberry Pi ビューワーアプリ…

Jetson NanoでPicam360を始めよう – 4: カメラキャリブレーション

Picam360カメラをJetsonNanoに接続して360度映像をリアルタイムストリーミングする手順を紹介する連載、今回は第4回です。 本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 前回の投稿ではサーバーソフトウェアのPServer(ピーサーバー)をインストールする手順を説明しました。今回はカメラをキャリブレーションする手順を紹介します。 何をキャリブレーションするのか? 出荷状態のPicam360は調整されていない状態です。そのままでは撮影はできても綺麗な映像は撮れません。物理的なズレを調整し、レンズの状態の計測してソフトウェアに教える必要があります。 ピント調整: 出荷状態はピントは調整されていないので、ピントを調整します。 イメージセンサに対するレンズの位置: カメラのイメージセンサーに対してレンズは多少なりズレています。そのズレ量を計測してソフトウェアで画像の中心を補正します。 レンズの歪み補正: 魚眼レンズはレンズ内の位置によって歪み方が違います。それはレンズの特性であり、レンズのモデルによって異なり、同じモデルでも微小の個体差があります。その歪み方を計測してソフトウェアに教えます。ソフトウェアはその情報を用いて人間が見て自然な画像になるよう補正します。 キャリブレーションはいつ実施するのか?…