より高性能かつ高画質になった動画変換処理、導入しやすくなったサーバーサイドソフトウェアとビューワーアプリ、さらに動画配信ウェブアプリと、Picam360に関する環境を新しく構築しました。 本稿の英語版→English version is available here. こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。 最近は新しいソフトウェアの開発に注力していたので、全く記事を更新していませんでした。ご覧になっていただいた方々、すみませんでした。 更新していなかった間何をしていたかというと、私たちは約2年をかけてPicam360の動画変換処理を改善し出力される動画を高画質にしました。また、サーバーサイドソフトウェアとビューワーアプリを一新し、さらに動画配信ウェブアプリの追加と、Picam360とその周辺環境を新しく構築していました。ソフトウェア達は既存のものから得た知見を活かした全く新しいバージョンにアップグレードされました。まだ予定しているソフトウェアの全てが揃ったわけではありませんが、おおよそ揃いました。まだ揃っていないものも、この1、2ヶ月の間にリリースする目処が立っています。これからそれらについて皆さんにご紹介していけることに興奮しています。 さて、これまでは不定期に更新していたこのブログですが、これからは毎週お届けしていきます。内容はPicam360に関するニュースと、技術的なものを中心に掲載していきます。 技術的に面白い、役に立つという内容であることを記事の基準として作成していきますので、楽しんでいただければと思います。ブログも新しいスタートを切るわけですが、これまでに掲載していながら中断状態だった記事があります(Jetbotなどの記事)。それらは古いソフトウェアを使用していて今回の新ソフトウェアのリリースによって、内容を継続できなくなってしまっため、申し訳ありませんが更新は終了します(いつか新しく書き直すことがあるかもしれません)。ご理解のほどよろしくお願いします。 新しくスタートするブログの第一段にあたる本稿は、まずPicam360がどういうものであるかという内容を新しいソフトウェアで変わった点も含めて紹介します。 Picam360とは? まず、Picam360について説明します。これまではPimca360についての情報発信は、十分とは言えませんでしたのでこの説明はPicam360を初めて知った方はもちろん、既に知っていた方にも発見があるかもしれません。 USB接続タイプのパノラマカメラです Picam360は360度(半天球)を画角に収める広角レンズを搭載したカメラです。コンピューターにはUSBで接続します。通信規格はUVC(USB Video Class)という汎用的な規格を採用しています。UVCカメラはOSが標準で持っているドライバーが使用されますので、特別なソフトウェアを必要としません。 USB接続して単純に写真を撮影する例をご紹介します。 コンピュータにはjetson nanoを使用しています。raspberry piも同様です。 コンソールで以下のコマンドを実行します: // 撮影するためのソフトウェアfswebcamをインストールします。 // インストール済みの場合は不要です。 $sudo apt-get update $sudo apt-get install fswebcam // カメラが認識されているか確認。 // 他のカメラが接続されていなければ/dev/video0が存在します // 他のカメラが接続されている場合は末尾の数字が変わります。 $ fswebcam –list-inputs // 撮影します。…