【活用事例】ステレオVR映像をライブストリーミングしてリモート出展
2022-10-04 2022-10-06
2022年8月に東京で開催された「RESCUE EXPO in 立川」に出展されたコモタ株式会社様のブースにて、Picam360のリアルタイムステレオVRシステムを使って遠隔地からリモートで製品説明を実施するという使い方で、ご活用いただきました。
Picam360開発コミュニティーのGAKUです。今回はPicam360の活用事例をご紹介します。
2022年8月に東京で開催された「RESCUE EXPO in 立川」に出展されたコモタ株式会社様のブースにて、Picam360のリアルタイムステレオVRシステムを使った遠隔地からのリモート展示にご活用いただきました。
動画は展示ブースの様子です。
過疎化が進む地域ではガソリンスタンドの数が減少し、車や農業機械の給油、灯油の配送などインフラの維持が問題となっています。ガソリンスタンド向けPOSシステムの国内トップメーカーであるコモタ株式会社様は、その問題に対する1つのソリューションとしてコンテナ型給油所を開発されています。コンテナ型給油所は給油所を一つのパッケージにしたのもので、サイズも海上コンテナ規格となっています。つまりコンパクトで移設可能であり過疎地の需要に応じて場所を移動することができます。また災害現場へ設置して活用できる可能性もあります。
<コモタ株式会社 SS過疎地対策への取り組みについて>
「RESCUE EXPO in 立川」では、そのコンテナ型給油所を出展されており、ブースに入るサイズではないため展示会場から約30Km離れた設置場所をリアルタイムステレオVRで接続しました。設置場所には説明員がいて来場者は立体映像を通して説明を受けます。VRで来場者の関心を引き付けるとともに、一般的なビデオ通話よりも高画質かつ没入感のある立体映像によって製品の理解促進につながりました。
今回使用した機材
カメラ:PICAM360-FT45MP
視野角 水平:190° 垂直:150°
解像度:45 mega pixels
フレームレート:
全天球換算 14K@8FPS
全天球換算 7K@30FPS
コンピュートデバイス:Jetson Xavier NX
VRヘッドセット:Oculus Quest2
遅延時間(実測値):120ms
ストリーミングビットレート:4Mbps
ネットワーク回線:モバイルWIFI
上記の遅延時間は、遠隔地から30Km離れた展示会場のOculus Quest2に映像が表示されるまでの実測値です。高画質でありながら低遅延かつ軽量なリアルタイム配信を実現しています。
PICAM360-FT45MPについて詳しくはこちらをご覧ください。
<11K超えの最大14K!VRに最適な超高画質360度カメラが登場>
Picam360リンク:
- ウェブサイト: https://www.picam360.com
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