2022-11-17 2023-04-14

ソフトウェアアップデート

カメラ(Jetson Xavier NX)にキーボードとディスプレイを接続し、ターミナルを開きます。ネットワークはインターネットに接続した状態にします。

ホームディレクトリにあるnode-pserverのローカルリポジトリを最新の状態にアップデートします。

$ cd ~/node-pserver
$ git pull

インストーラーのディレクトリに移動します。

$ cd docker/jetson

バッチを実行して、最新ソフトウェアをインストールします。

# バージョンを指定してインストールする
$ bash setup_image.sh 0.4.1

カメラ(Jetson Xavier NX)を再起動します。


0.4.1

  • 音声通話品質の改善
    • 音声が途切れにくく遅延が少なくなります
  • プレゼンター機能
    • リモートデモを実施する場合に、同室に参加者が複数人いる場合に利用できます。説明員のビューワーアプリでプレゼンター機能をONにすると参加者はプレゼンターの音声のみが聞こえます。同室に参加者いる場合に隣の参加者の発言がスピーカーから聞こえなくなります。
    • 使い方:遠隔地にいるプレゼンターはスマホでビューワーを立ち上げ、MODEMeetingで 接続します。接続すると表示される設定画面でPresentorボタンをONにします。
    • 2023/4/13現在、ビューワーのネイティブアプリ(ios, android等)はバージョンアップされていません。ブラウザ版でご利用いただけます。
      https://picam360.github.io/pviewer/?wrtc-key=YOUR_KEY

0.1.15

ビューワー接続数の上限設定

HQステレオカメラに対してQuest2 2台とスマホ(音声のみ)の計3台の接続に対応しました。

設定は、設定ファイルに接続数の指定します。

まず設定ファイルの存在を確認します。

$ ls /etc/pserver/

hq-stereo-config.jsonが存在すると思います。hq-stereo-config.json存在せずstereo-config.jsonが存在する場合は、以降の手順はstereo-config.jsonに置き換えて読んでください。

ファイルを開きます。

$ sudo nano /etc/pserver/hq-stereo-config.json

“wrtc_key” の下に”n_clients_limit” : 3を追記します。行末尾のカンマを忘れないように注意してください。

    "meeting_enabled" : false,
    "wrtc_enabled" : false,
    "wrtc_key" : "unique_key",
    "n_clients_limit" : 3,
    "stream_def" : "default",

Ctrl+o, Ctrl+xで保存して閉じます。以上で設定は完了です。

PServerを再起動します。

$ sudo systemctl restart pserver.service