魚眼カメラの映像をVRでライブストリーミングしてMacで見てみた
2021-07-11 2021-07-11
360度カメラのライブ映像をMacで見る方法をご紹介。
本稿の英語版→English version is available here.
こんちには、Picam360開発コミュニティのGAKUと申します。
以前の投稿で、Jetson NanoやRaspberry Piを使ってPicam360の魚眼映像をVR映像としてライブストリーミングする方法をご紹介しました。その記事の中ではスマホアプリでライブ映像を視聴していましたが、Picam360のViewerアプリはさまざまなプラットフォームに対応しています。今回はMacでライブ映像を視聴してみます。
【過去記事】スマホアプリで視聴する様子:
今回使用した物
カメラ: PICAM360-4KHDR (8MP, WDRモデルでも可)
サーバーデバイス: Jetson Nano (Windows, Mac, Raspberry Pi, Linuxも対応しています)
ビューワー: Mac版のPViewer (Mac以外にアンドロイド、iOS、Windows、Oculus、ブラウザのアプリがあります)
サーバーデバイスのセットアップ手順:
Jetson Nanoのセットアップ手順は以前に投稿した下記の記事にありますので参照してみてください。ラズパイは<こちら>。
Macにビューワーアプリをインストールする手順:
Macにビューワーアプリをインストールする手順は下記ページの[ビューワーアプリのインストール]の項目です。
接続してライブ映像を見てみる:
Jetson Nanoのサーバーソフトウェアを起動してMacのビューワーから接続する方法が下記の記事にあります。
上記の記事の内容と重複しますが、Macでビューワーを起動する流れを紹介します。上記記事に従ってJetson Nanoのサーバーソフトウェアを起動しておいてください。
Macにて:
まずターミナルを起動します。
ビューワーアプリの起動コマンドを実行します。-wの後ろはご自身で決めた接続用のキーを入力します。-wオプションを使用すると起動時に接続設定画面のキー入力欄にキーが入力された状態で画面が自動的に開くので接続が楽です。
$ pviewer -w YOUR_KEY
起動直後の画面:
Connectを押すとライブストリーミングが開始されます。
Macでライブストリーミングを視聴する様子:
Macの画面を撮影することでライブストリーミングを視聴している様子を撮影してみました(スマホで画面を撮影しているのですが理由は、私のmacが古くてビューワーとmacの画面録画を同時に使うとビューワーのパフォーマンスが少し落ちてしまうためです。)
視野方向の操作はマウスのドラッグでできます。ズームイン・ズームアウトにはマウスホイールを使用します。
今回の投稿は以上です。それではまた。
Picam360についてこちらの記事でも詳しく紹介しています:
Picam360リンク:
- ウェブサイト: https://www.picam360.com
- ウェブストア: https://store.picam360.com
- Twitter: https://twitter.com/picam360
- Facebook: https://www.facebook.com/Picam360/